今回は、愛知県の甲子園常連校でもある中京大中京高校出身の広島カープの選手2人についてお話ししていきます。
2人とも平成21年夏の甲子園優勝を経験しているので、覚えている方も多いのではないでしょうか?
目次
鯉のプリンス堂林翔太
堂林は2019年こそ活躍してほしい。イケメンだし pic.twitter.com/clFz3uZmj6
— ピカキチ1988 (@pikakichi1988) 2018年12月12日
広島カープに限らず、中京大中京高校出身のプロ野球選手としてまず名前が挙がるのが、堂林翔太選手。
1軍で活躍する機会は少なくなってきましたが、2軍で着実に実力をつけています。
- 甘いマスクで女性に人気
- パンチ力のある打撃
- 高校時代はエースで4番バッターの二刀流
『カープ女子』が流行った時に、堂林選手は女子から超人気でした!
ピッチャーとしての資質も評価されていましたが、広島に入団以降は一貫して野手1本で勝負しています。
プレーの特徴は思い切りの良さで、身体全体を使って振りぬく豪快なバッティングには定評があります。
首脳陣も堂林選手の素質の高さを評価しており、元ニューヨーク・ヤンキースのA・ロッドことアレックス・ロドリゲス選手と同じ13番を与えたことも記憶に新しいです。(今は背番号『7』です。)
しかし、堂林選手には2つの致命的な弱点があったため、現時点においてもレギュラーを掴むには至っていません。
堂林の弱点1:打撃が粗い
特に入団してから3年目までの堂林選手は、長打を意識するあまりボール球に手を出すケースがとても目立ちました。
当時のカープは今のように優勝争いをするようなチームではなく、本塁打を狙える選手が少なかったことからも首脳陣が堂林選手に対して本塁打を要求したのかもしれませんが、かえって逆効果でした。
なぜなら、堂林選手は高校時代に4番を任されていたスラッガーではありましたが、どちらかというとアベレージを残すタイプの中距離ヒッターだったからです。
甲子園通算で5割近い打率を残したのがその証拠です。
そのため、入団以降パワーヒッターとしての役割を求められたのは堂林選手にとっては酷だったのかもしれません。
堂林の弱点2:守備が劣る
繰り返しになりますが、高校時代の堂林選手の定位置は投手でした。
入団してから「和製A・ロッド」の異名通り三塁を任されたのは、彼にとってマイナスだったに違いありません。
4年目以降は課題とされていた守備面には改善の兆しが見えています。
堂林選手には逆境を乗り越えてほしい!
打撃面は確実性を求めるあまりにバットの出が悪くなってしまいました。
堂林選手が本来持っていた思い切りの良さも消えてしまって、平均的な選手に成り下がってしまった印象ですね。
近年は2軍暮らしが長くなっていますが、何とか減点回帰して1軍定着を目指して欲しい!
丸選手が抜けた穴を埋めるくらいの活躍を期待したいです。
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打てるキャッチャー磯村嘉孝
磯村は中京大中京堂林の後輩。 pic.twitter.com/yXHvvXnh2O
— ピカキチ1988 (@pikakichi1988) 2018年12月12日
カープのキャッチャーというと、
- 正捕手の石原選手・曾澤選手
- 甲子園を沸かせた中村奨成選手
を思い浮かべる方が多いかもしれませんが、磯村選手も負けていません。
特に高校時代は堂林翔太選手に次ぐ5番打者で、夏の甲子園優勝を経験しています。
内角のボール気味の球をスタンドに持っていくパワフルな打撃は今でも目に焼き付いています。
近年はピッチャーによりけりですが、スタメンマスクを被る機会が増えつつあるので、カープの次代を担うキャッチャーであることは間違いないです。
チーム内には石原選手や會澤選手のような堅実な捕手が多いため、リード面で良い部分はどんどん吸収して欲しいところです。
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まとめ
今回は中京大中京高校出身の堂林翔太選手と磯村嘉孝選手についてお話ししましたが、近い将来は必ずやカープのクリーンナップを担ってくれると期待しています。
中京大中京が夏の甲子園優勝した打線の4番/堂林、5番/磯村のクリンナップを将来見たいですね!