プロ野球ファンはどれほど待ち望んだであろうか…
6月19日にプロ野球が開幕することが決まりました。
予定よりも2ヶ月以上遅れの開催なので、今まで通りのルールではありません。
ましてやコロナの第2波・第3波もくるかもしれないので、選手やお客さんの体調管理もしっかり行っていかなければいけません。
この記事では、2020年プロ野球のシーズン中の特例についてご紹介していきます。
ちなみに、プロ野球の開幕を待ち望んでいた自分としては、この動画めっちゃ響きました。
パリーグTVって結構いい動画多いんですよね。
目次
2020年のプロ野球の特例について
日本野球機構(NPB)は、6月17日に以下の特例事項を正式に発表しました。
- レギュラーシーズンは6球団24回戦総当たりの各球団120試合とする。
- クライマックスシリーズは、パ・リーグは1位球団と2位球団の対戦、セ・リーグは開催しない。
- 延長回は10回までとし、10回を終わってなお同点の場合は引き分け試合とする。(イースタン、ウエスタンも同様)
- 出場選手登録は1球団31名まで、ベンチ入りは26名まで。(うち外国人選手は出場選手登録5名以内、ベンチ入り4名以内)
- 「勝率第一位投手賞」の表彰は10勝以上を規定とする。(従来は13勝以上)
- 新型コロナウイルス感染拡大を防止し、シーズンを最後まで継続することを目的に「感染拡大防止特例2020」を新設。
本人や家族の感染疑いや体調不良の症状が発生した場合、選手異動手続き(出場選手登録、登録抹消)に特例を適用することができる。
上記6項目について深掘りしていきます。
スポンサーリンク
レギュラーシーズンは各球団120試合
今まではシーズン中の試合数は143試合でした。
2020年は
143試合→120試合
23試合少なくなりました。
2019年までは、
- 9月 ペナント終了
- 10月 クライマックス+日本シリーズ
っていう感じでした。
2020年はペナント終了が11月上旬まで予定されています。
たぶん、試合中に雪が降っている光景もでてくるかもしれません。
んで、試合日程がかなりタイトなんで、雨で試合中止が続いてしまうと120試合消化も厳しくなってくるのではないでしょうか。
クライマックスシリーズについて
- セリーグはCSなし
- パリーグは1位と2位のみCSあり
なぜセリーグがCSを断念したのかというと、120試合消化を優先させたいから。
セリーグってドーム球場が2つしかないんですよね。
- 名古屋ドーム
- 東京ドーム
他の球場は雨が降ったら中止になる可能性が高いんですよね。
ぶっちゃけ、CSを優先するよりもシーズン中の試合をしっかり消化したほうが球団にとってもメリットが大きい。
ちなみにパリーグのCS日程は以下の通り
- 1位は1勝のアドバンテージ
- 1位の本拠地で4試合制
- 11月14日からスタート
まぁセ・パでちょっと不公平かもしれませんが、こればっかりは仕方ないですね。
スポンサーリンク
延長回は10回まで
延長10回までになったら引き分けが結構増えると思います。
東日本大震災のときに、試合時間3時間半ルールが2年間適用されていました。
この時の引き分け試合ってめっちゃ増えたんですよ。
年代 | 引き分け試合 |
2010年 | 56試合 |
2011年 | 74試合 |
ちなみに2018年の引き分け試合は32試合です。
やはり、試合をする時間が短くなると引き分けが多くなってきますね。
まぁ、タイトなスケジュールと人との密の時間を考えたら仕方のないことですね。
選手登録数などは増えた
出場選手登録 | 29人→31人 |
ベンチ入り | 25人→26人 |
外国人 | 4人→5人 |
今年のプロ野球は結構タイトなスケジュールで試合を消化しなければいけません。
選手の健康をかんげて交代要因を増やすという意味では得策かと思います。
スポンサーリンク
勝率第一位投手賞は10勝以上
勝率第一位投手賞っていうのは最優秀勝利投手のことです。
今までは13勝以上が条件だったんですが、試合数も減ったので仕方ないですね。
新型コロナウイルス感染拡大防止
はい、ここが一番大事。
むしろ、コロナ対策ができるレベルになる機会まで開幕できませんでしたもんね。
もし、本人やその家族がコロナの疑いや体調不良になれば、選手の登録抹消や選手の移動手続きをスムーズに行えるというももの。
また、チーム内の選手がコロナウイルスに感染して試合が中止になった場合、その試合は雨天中止と同じ扱いになります。
シーズン中に風邪を引いてしまっても、1週間ほど自宅待機を余儀なくされる場合もあるでしょう。
今年のプロ野球は選手の入れ替わりが激しいのかなぁと思います。
スポンサーリンク
まとめ
2020年のプロ野球は特別ルールが起用されました。
- 試合数の変更
- セリーグのクライマックスシリーズ中止
- パリーグのクライマックスシリーズは1位と2位のみ
- 延長戦は10回まで
- 選手登録人数の変更
- タイトル規定の変更
無観客試合が続きますが、自宅で選手達を応援しましょう!!